
情けない話しを活かす会話術
一度、口に出してしまった言葉って取り消せないものですよね。
大事なお取り引き先と食事を共にするときなど、会話を保たせるため、ついつい思ってもいない余計な言葉が口から出てしまうこともあったりします。
共感するつもりが自慢話になることってない?
お相手の失敗談の内容に、自分の共感・共鳴を分かってもらおうとして自分も意見をすると、いつのまにか自分の自慢話になってしまったりして。 口を開かない方がまだましだったかな、なんて後悔しても後の祭りです。
私の失言をフォローしてくれる優秀な側近でも居てくれれば助かるのですが、常にそんなわけにもいかず、慌てて他の話題に切り替える努力。 会話とは実に難しいものです。
探偵とは会話を操れる?
しかし、こんな話しも探偵調査の会話術の中では逆手にとって活かせる場面も多いんです。 下手な自慢話は相手にとってはつまらない話ですが、逆に自分の“情けない話し”から入ると、相手の警戒心も自然と和らぎ、相手との距離感をぐーんと近くできます。
最後には相手の口から本音を聞き出すことができたりします。 「そうそう、実は私もねぇ…」 なんて感じに。
情けない話しから入るヒトが居たら、もしかしたら探偵かも知れませんね。(^^;