人探し・行方調査の調査事例


人探し・行方調査のケース事例

職場で叱られて失踪した青年

県外に住む母親からの依頼。

「息子が会社で上司から怒られ、その後行方不明になった」と、わざわざ県外から相談に訪れた母親と職場の社長さん。

情報を細かく聴き出して、早速調査に着手。失踪者は一刻も早く探さねばならない。1日、1日と過ぎる中、細かな情報収集に努め調査を重ねた結果、息子さんの居場所を絞った。

調査員は、北海道へ飛ぶ。どうしているのか?
収集した情報をもとに地域周辺に顔写真入りのビラを撒くと同時に聞き込みをすすめる。

調査員も足が棒になりはじめた頃、フェリー埠頭の岸壁で息子さんの車を発見した。

車内をうかがうと…居た!
即座に母親に連絡を取り北海道へ向かってもらう。その間、息子さんの監視。また逃げられては元も子もない。

母親は社長さんと一緒に飛んできた。 無事、息子さんに引き合わせ一緒に帰ることに…。

翌日、息子さんと母親、社長さんは飛行機で戻った。
残された調査員、息子さんが乗ってきた車を運ぶため、フェリーで戻ることになったのだが…。

何日も車中泊していたらしく、車内はとても…
しかし、息子さんはお金も使い果たし、一足遅ければ最悪の事態も考えられた。

見つけられた時、息子さんは「あー助かった…」と。
調査員もやりがいを感じた瞬間であった。


別れた家族の安否を気遣う父親

10年以上も前に別れた子どもの居場所を知りたいという男性。

相談の電話が入り、相談者の自宅へ向かう相談員。クリスマスも間近の寒い夜だった。

住所のメモを確認し、玄関に近寄ると…窓にカーテンがない!? 空き家かな?いや、住所は間違ってない。チャイムを鳴らすと…「はーい」と男性の声。挨拶し、中へ入る。

部屋の窓という窓にはカーテンがない。さぞかし寒いだろうに、暖房器具はコタツのみ。ストーブは見渡す限り見当たらない。

寒いがコートを脱ぎ、コタツに足を入れるわけにもいかないので、座布団からはみ出ないように座って話しを聞く。部屋の中にいるのに息が白い。

2時間近く話を聴き、調査を依頼された。
その後、調査中も心配なのか何回か確認の電話が来る。

予定の期日よりも早めに調査は終了した。
報告に伺い、調査報告書を読み終えた父親は安心したご様子。
「元気でいるのが分かればいいんです…」と、ひとりごとのように言った。

ご報告を喜んでいただいたが、現在に至るまでには様々な苦悩があったであろうことを察すると、 切ない気持ちで依頼者の家を後にした相談員であった。


仕事を辞め、行方不明になった男性

「息子がアパートから居なくなった!」と県外に居る親からの依頼。

息子さんは職場を退職し、一人で暮らしていたアパートに数ヶ月も帰ってない状況だと言う。

家賃も滞納し、アパートの管理会社も困っていた。幸いなことに、管理会社が積極的で、保証人となっていた母親と連絡を取り、調査を依頼されることに。

以前の職場は円満に退職していたことが判明する。まじめに働いて肩書きも付き、第三者から見れば「何ともったいない」と思うだろうが、 そこは十人十色である。

後日、母親の了解を得て、管理会社の方と息子さんの部屋の中を確認に行く。玄関は郵便物や新聞でふさがれており、何か月も戻っていない状況が見て取れた。

鍵を開けてもらいドアを開けると…「!?」
言葉を失った。
「何?」
まさに足の踏み場がない。衣類や荷物を掻き分け奥へ入る。
「うっ?」
更に言葉を失う。

部屋をひっくり返したような状態で、ついでに「いつから?」と思われる程の酒類の空き缶にコンビニ弁当の食べかす。

とにかく足の踏み場がない。荷物や毛布が折り重なるように置いてあり、 床が見えない。

毛布を一枚めくると「!」
声も出ない!虫が湧いている。毛布を静かに元に戻した…。

アパートの部屋からは、現在の居所についての手掛かりは見付からなかったが、その後の調査により、息子さんは仙台市内でパチンコをしながら自分なりの悠々自適な生活を送っていることを突き止めた。

ちょうどパチンコ店のすぐそばに宿泊可能なサウナがあり、そこで寝泊まりしながら日中はパチンコで生計(?)を立てていたという訳。(後から聞いた話しでは、会社員時代の給料よりもパチンコで稼いでいたと言うから凄い!)

調査員がパチンコ店内で声をかけ、その日に実家へ帰るように説得。素直に飛行機に乗って実家へ帰って行った。(調査員が空港まで連れて行き、見送ったのは言うまでもない)

後日、息子さんから「アパートに置いてきたスーツを送ってほしい、あとCDも。」と連絡があり、再びあの虫が住んでいるアパートへ行かなければならない…。

虫食いで穴の開いたスーツとCDをダンボールに詰め、荷物も息子さんのもとへ無事に送り届けたのであった。

探偵と言う職業…
アフターサービスも欠かせない仕事です。